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主婦になっても漫画大好きです。そんな私が読んでおもしろかったマンガのあらすじやネタバレ・感想をまとめてみました。

からゆき哀歌【漫画】あらすじ・ネタバレ・感想

「からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~」を読んだので、あらすじやちょこっとネタバレ・感想を紹介します。

「からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~」ってどんな漫画?

作者 安武わたる
ジャンル 女性漫画 ヒューマンドラマ
出版社 ぶんか社 
掲載雑誌 ストーリーな女たち

全1巻完結。

漫画雑誌「ほんとうに怖い童話」に収録された漫画で、全部で4つの作品からなる短編集。

作者は安武わたるさんといって、最近では「声なきものの唄」で人気の漫画家さんです。

からゆきとは?

からゆきさん(唐行きさん)は九州で使われていた言葉で、19世紀後半、主に東アジア・東南アジアに渡って、娼婦として働いた日本人女性のことを指す(「唐」は、広く「外国」を意味する)。 女性たちは長崎県島原半島・熊本県天草諸島出身が多く、海外渡航には斡旋業者(女衒)が介在していた。出典 Wikipedia

からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~の目次

第1話「南洋の撫子~からゆきさんの物語~」

第2話「奴隷海岸」

第3話「囚われの羽衣」

第4話「白拍子~橘という遊女~」 

からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~のあらすじ

「南洋の撫子~からゆきさんの物語~」明治末期、貧しさ故、故郷を離れ異国へ売られていった少女たちの悲話。しかし、そんな時代にも負けず強く生きていこうとする主人公ミキ。いつか故郷へ帰る日を夢みながら・・・。

「奴隷海岸」黒人奴隷の悲惨な歴史。 

「囚われの羽衣」天女の羽衣をモチーフに描く淫靡なおとぎ話。 

「白拍子~橘という遊女~」座敷で芸を売り春を売る女たちの悲話。

 

以下ネタバレがはじまります。

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からゆき哀歌「南洋の撫子~からゆきさんの物語~」のネタバレ

ミキの生まれ育った村は、どれだけ耕してもろくに作物のならない土に、潮の加減で漁もできず、いつまでも貧しいままだった。

 

そんなとき、口入れ屋という出稼ぎを紹介する男(田浦の親方)が現れた。

 

米一升が10銭の時代に、出稼ぎを承諾すれば、支度金に300円もくれるというのだ。

 

その上、毎日3度のご飯があり、きれいな着物も着れるというらしい。さらに、家へは、毎月100円も仕送りができるというのだ。

 

この話に一目散に乗ったミキ。

また、父親に出稼ぎに出るように言われた幼なじみのゆり。10数人の少女を乗せた船は異国へと旅立った。

 

ミキたちが乗った外国船は警察の目をごまかすために、船員らを買収し女たちを密航させていた。

そのため、ミキたちは、石炭の積まれた船底に詰められた。

そこは、トイレなどあるわけもなく、糞尿の隣で異国までの道のりを過ごした。

 

食べ物も水もまともに与えられず、閉じ込められたままだった。

耐えかねたミキは親方の言いつけを破り、甲板へ上がった。

 

どこかに水はないだろうか?

 

そこで、雑役夫として働いていた同郷の誠之助に出会う。

その日から、誠之助はミキたちに食べ物や水を差し入れに来てくれるようになった。

 

30日後に、船はマレー半島のペナンに入港した。

最期に、誠之助に別れを言えなかったことをミキは悔いた。

 

11月なのに暑い、初めての場所。旅館らしき建物に連れてこられたミキたち。

 

きれいな着物に着せ替えられ、髪を結われたかと思うと、突如、見知らぬ男のもとへ出された。

「客のいうとおりにすんじゃぞ」

 

そう、言われたミキは・・・。

男にいきなり腕をつかまれ、着物を脱がされた。

 

体が裂ける!

殺される!

いやじゃ!こんなこと!!

 

逆らったミキは、仕置きをうけることとなる。

借銭(借金)を返すまではここを出られない・・・。

 

追い詰められたミキは、覚悟を決めた。

 

そうして、1年が過ぎたころだった。

町で懐かしい顔を見かける。それは、苦しかった外国船で優しくしてくれた誠之助だった。

誠之助と再会し、胸の高鳴りを覚えるミキ。

誠之助に抱かれて、身体がたまらないほど、悦んでいるのを感じた・・・。

 

「ミキが人気ですねえ。」

「ここんとこえれぇ色っぽくなったけんな」

 

娼館では、すっかり稼ぎ頭となったミキ。それに引き換えゆりは・・・。

「おめぇ少しは友達見習え」

「もっと格下の店に売っぱわれたくねかったら、しっかり稼ぐんだよ」

そう、店の主人らから言われる始末だった。

 

ミキは稼いで、いつかゆりとともに故郷に帰ることを夢見ていた。そのために、ゆりの分まで自分ががんばるのだ・・・。

 

そんなときだった。

ミキが他の男に抱かれるのを耐えかねた誠之助は、娼館から逃げ出す話を持ち掛ける。

 

一瞬、迷うミキ。

誠之助と一緒になりたい!

 

でも、ゆりを置いていくことはできない。

それに借銭だって返さなければ・・・!

 

決断が出来ないままのミキに、懇意にしてくれていた客が、ミキを妾にしたいとの話が持ち上がる。

 

女郎の出世だ!と悦ぶ娼館の主人ら。

「妾奉公となりゃ、おまえの借銭はチャラになるし、月に千円ももらえる」

 

千円!

そしたら、ゆりの借銭も返せる。

 

揺れるミキのこころ・・・。

果たしてミキの決断は───・・・

 

続きは本編で 

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からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~のネタバレ感想

どれもが悲話とひとくくりにされてるけど・・・。いや、いつもこの手の話は悲話、悲劇と言われてる。

私はその言い方が上から目線の同情的で好きじゃない。

 

この「からゆき哀歌」もそう。

確かに歴史的に見ても、辛く悲しい出来事だった話かもしれないけれど、そんな中でもうれしいこと楽しいことがあって強くしなやかに生きる女性の話だと思う。

いや、あえて立ち向かえる心の強い女性を描いてるといった方が正しいのかな?

だって、現実的には、ゆりのように潰れてしまう女性も多いから・・・。

 

4話ともそれぞれ不幸な運命かもしれないが、そこに立ち向かう女性は本当にかっこいいです。(安武わたるさんの描く女性が美しすぎるせいもありますが。)

どの女性にも憧れてしまいます。(って思うわたしって変でしょうかね?(笑)

 

うれしいも楽しいも、辛いも悲しいも、酸いも甘いも知ったアラサーアラフォーアラフィフ以上も。の女性たちにぜひ読んでもらいたい漫画です。

 

ちなみに、わたしは、第1話のミキと、第3話「囚われの羽衣」の覚醒してからの紗衣姫が大好きです。

女は強く美しくしぶとく図太く生きていきたいですね(笑)

 

また、どの話も単なるフィクションではなく、過去に起こった事実を元にしているので、歴史好きの女性にも(男性にも)おすすめです。(物語自体は完全にフィクションです。)

 

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